リハビリテーション科
急性期リハビリテーション
・整形(骨折・外傷等)疾患・脳血管疾患・呼吸器疾患・外科手術などで入院される方を対象に、発症後早期から身体機能低下、認知機能低下予防を行い、状態をみながら早期離床を行っております。
・整形の手術予定の方は術前からリハビリを開始する場合もあります。
・外来通院の方のリハビリも行っており、介護保険認定をお持ちの方は当院のデイケア・デイサービスへのご紹介も行っております。
回復期リハビリテーション (病棟)
脳血管疾患、脊髄損傷、下肢の骨折、肺炎などで急性期の医療を要する時期が終了してもなお、在宅生活の復帰のためにリハビリが必要である方に対して、入院期間を限定し、早期から寝たきり予防・日常生活能力の向上・在宅生活の復帰を目的としたリハビリテーションプログラムを個人単位で医師、看護師、理学療法士、言語聴覚士等が共同で作成し、集中的に行うための病棟です。
平成27年6月から、365日体制となり、365日毎日リハビリを提供することが可能となりました。
患者様の1日のスケジュール(例)
8:00 | 9:00 | 10:00 | 11:00 | 12:30 |
---|---|---|---|---|
朝食 | リハビリ 60分 |
入浴 | リハビリ 60分 |
昼食 |
13:00 | 14:00 | 15:00 | 16:00 | 17:00 | 18:00 |
---|---|---|---|---|---|
リハビリ 60分 |
夕食 |
スケジュールや訓練の順番、時間は1人1人異なります。患者様の生活に合わせてスケジュールを調整しています。リハビリの回数や時間は、患者様の状態に合わせて変わりますが、基本的に1回のリハビリは40分から60分で、1日に1回以上行うように調整しています。
この他にも、各部門では退院後の生活に合わせて、必要な方にご家族指導を行っています。例えば、理学療法、作業療法では、車椅子に移る、歩く、トイレ動作などの身体介助方法を中心に、言語療法では嚥下などの指導を行っています。
また、退院前訪問も行っており、入院中に実際にご自宅へ訪問することにより、家屋改修や介助機器の選定についてもアドバイスさせて頂いております。
対象疾患
対象疾患 | 入院期間 |
---|---|
脳血管疾患、脊椎損傷などの発症または手術後2ヶ月以内の方 | 150日間 |
高次機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多発性外傷の場合、発症後(手術後)2ヶ月以内の方 | 180日間 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、膝関節の骨折または手術後2ヶ月以内の方 | 90日間 |
外科手術又は肺炎等後の安静による廃用症候群2ヶ月以内の方 | 90日間 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、膝関節の神経、筋、靭帯損傷後1ヶ月以内の方 | 60日間 |
通所リハビリテーション室(スマートライフさくら)
介護保険対応の機能訓練を行っております。
慢性的に機能障害の残った方、健康な生活を保ちたいと希望される方を対象に、理学療法士・作業療法士が個別訓練を行っております。
シニアフィットネスと脳活性化プログラムをご提供しています。
訪問リハビリ
≪リハビリテーション科 活動内容≫
- ●介護予防支援事業
-
- ・転倒予防
- H21年より年間3~4ヶ所転倒予防体操の啓発と身体測定を実施しています。
- ・認知症予防(オレンジプラン)
- H28年より
- 1)評価
- 2)認知症について
- 3)生活予防(認知予防体操)
- を実施しました。